GODAI 3D Reader 操作説明

 

GODAI 3D Reader概要

GODAI 3D Readerは、フリーの3D地形可視化ソフトです。

可視化したい地形の対象エリアを、マップ上で指定することにより、国土地理院数値地理情報メッシュ標高データを自動的に取得して3次元表示できます。

 

MakeJibanデータ(.srk)ファイルのビューワとしても機能します。

また、SIMAデータ/DMデータ/X,Y,Zテキストデータ を読み込み、点情報から地形面を作成して可視化することが可能です。

 

起動するには

GODAI 3D Readerを起動するには、Windowsのスタートボタンから

[GODAI土木アプリケーション]-[GODAI 3D Reader]

を選択します。

     

 

国土地理院数値地図情報 GMLメッシュ標高データの取得

GMLメッシュ標高データを取得して3次元可視化するまでの手順を示します。

 

@    国土地理院からGMLファイルをダウンロード

国土地理院メッシュ標高データを取得するには、

「国土地理院からGMLファイルをダウンロード」ボタンをクリックします。

  

 

2012年4月より、国土地理院のダウンロードサイトがユーザ登録制となっています。

ユーザーIDとパスワードを入力してログインしてください。(Godai 3D Reader Version 1.06 以降)

※ 登録が済んでいない場合は新規登録ページへ進み登録を行ってください。

 

       

 

A    領域の選択

マップ上でデータを取得したい対象エリアを拡大します。拡大するにはマウスホイールを回すか、対象地域の住所を入力して「住所位置へ移動」ボタンをクリックします。

 

 

 

 

 

「メッシュ配置」ボタンが選択されている状態でマップ上をクリックすると取得する標高メッシュデータの1ブロック分の色が変わります。1つのブロックは「基準地域メッシュ2次区画メッシュ」に相当します。

 

取得箇所が複数のブロックにまたがる場合は、続けてクリックします。

 

 

選択したデータプロック内で、さらに可視化したい領域のみを多角形で囲みます。

「ポリゴン作成」ボタンを選択し、マップ上をクリックしてください。

 

 

  

 

B    マーカを配置

「マーカ配置」ボタンを選択してマップ上をクリックすると、3D化されたときにその位置にマーカが表示されます。

この操作は必須ではありませんので、必要な場合に使用します。

 

 

 

 

C ダウンロード

「ダウンロード」ボタンをクリックするとメッシュ標高データのダウンロードを開始します。

データの取得に成功すると、マップ上に“Get”の文字が表示されます。

“NG”が表示される場合は、利用可能なデータが無いことになります。

 

 

 

D 系番号の選択

次に、平面直角座標系に変換する際に必要な座標系の「系番号」を入力します。

[...]ボタンをクリックすると下記の画面に切り替わりますので、系番号を表から選んでください。

 

 

 

E テクスチャ

地図画像や写真を利用したい場合は、「テクスチャ」をONにしてください。

マップ右上肩の「地図」または「航空写真」を必要に応じて切り替えてください。

 

 

 

 

F データ作成

「データ作成」ボタンをクリックすると、3Dモデル化されます。

 

 

 

 

 

G 面作成

この時点で拡大すると、座標点群のデータであることがわかります。

この座標点群を面に置き換えるには、「面作成」ボタンをクリックします。

 

 

 

 

面が作成されると、下記のように地形が3次元可視化されます。

 

 

 

表示設定

 

視点の変更

操作

機能

回転

マウス左ボタンをドラッグ移動

拡大縮小

マウス中央ボタンをドラック移動、または回転

平行移動

マウス右ボタンをドラッグ移動

 

断面の変更(スライスプレーンメニュー)

操作

機能

ドラッグ移動で断面位置の水平移動 (右クリックをすると移動量を入力できます)

ドラッグ移動で断面位置の回転移動 (右クリックをすると、角度を入力できます)

で断面位置のx, y座標を指定

垂直断面←→水平断面切り換え

断面追加登録

 

地表面の表示変更

TreeView[地質境界面]-[地表面]を選択後、プロパティの各値をを変更します。写真画像のOn/Off , 透明度, コンター表示などの切り替えができます

 

SIMADMX,Y,Zテキストデータの読み込み

 

ボタン名称

機能

MakeJiban

MakeJibanで作成された.srkファイルを読み込み表示する、MakeJibanビューワとしての機能です。

DM

拡張子.dmのファイルを読み込みます。

GML(XML)

拡張子.gmlのメッシュ標高データを読み込みます。

SIMA

拡張子.simのデータから、標高点を抽出して読み込みます。

テキスト

x,y,z の座標を羅列したテキストファイルを読み込みます。

 

コンピュータの必要なスペック

 

OS

Windows XP/VISTA/7

CPU

Core2Duo等マルチコアCPU搭載の機種を推奨

メモリ

2GB以上を推奨

グラフィック

nVIDIA128MB以上のグラフィックプロセッサを推奨

ハードディスク必要容量

1GB以上

 

データのご利用にあたって

本ソフトは、インターネット上で公開されている国土地理院数値地理情報、google社が公開している地図画像・写真画像のブラウズ機能を提供します。この機能によって得られる数値データおよび画像データは五大開発(株)の著作物ではありません。データの利用にあたっては提供元の利用規約に従ってください。