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計測データ図化システム  

Version 8 

NEW

  【 標準価格 】550,000円(税込)

バージョンアップ価格 新機能

Ver.7 → Ver.8

93,500円 (税込)

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地盤変動や気象観測データをターゲットにした、計測データ図化システムです。
地すべり地域内の各種計測データ、降水量・実効雨量などの気象データを多年度にわたって
1枚のグラフに表現することにより、挙動の相関性や経年変化を確認できます。

 
 

 

 Version 8 新機能

 

 利便性の向上

 
◆ ショートカット機能 
 
観測データやグラフへのショートカットをフォルダにまとめることができます。
多くデータが登録されている現場データでも、頻度の高いものを整理することで目的のデータに容易に
アクセスできます。
 
 
 
 
◆ データサーバー等を用いた共同編集時の排他処理(読み取り専用)機能 
 
現場データを開いている間に、他のユーザが現場データを編集できないようにする機能です。
共有フォルダに現場データを保存し、複数人で現場データの編集を行う場合に、他のユーザにより
予期しない更新がかかることを防ぎます。
 
 
 
 
読み取り専用で開かれた現場は上書き保存ができず、別名で保存のみ可能な状態となります。
 
 
 
 
 
 
 
◆ 過去の気象データをダウンロード 
 
気象庁ホームページで公開されている 過去の気象データ( 降水量、積雪量、気温 )を取得できる機能です。
取得する期間、観測間隔、地点、気象データの種類を選択することで、簡単に取り込むことができます。
 
 
 
 
◆ 孔内傾斜計に「角度を入力、距離に換算」機能 
 
株式会社東京測器研究所様の挿入型傾斜計( KB-GC / KB-HC )での利用を想定した、
観測データとして角度を入力して水平距離を求める換算機能です。
従来、Excel等で換算してからGGRAPHへ入力する手間がありましたが、Ver.8では校正係数と
区間長を入力すると水平距離を求めることができます。
 
 
 
 

 グラフ描画の向上

 
 
◆ グラフの文字フォント、色を一括で変更可能 
 
グラフで表示されるフォントの種類と色を一括で変更できる機能です。
従来は、1つずつ設定を開き、フォントの設定を変更していく必要がありましたが、「グラフのフォント
一括変更」機能により、一度に設定を変更することが可能となり、フォントの切り替えが簡単にできます。
 
 
 
 
 
 
◆ 区切り線の単位に「 1日 」を設定することが可能 
 
短い期間のグラフ化を行う場合に、1日単位での区切り線が表示できます。
 
 
 
 
 
 
◆ GPS(変動方向図)の3DCAD出力が可能 
 
 
 
 

 平面図機能の強化

 
平面図機能をより使いやすくするために下記の項目を改良しました。
 
孔内傾斜計とパイプ式歪計の変位を指定深度で表示することが可能
地図のスクロール動作、拡大動作を劇的に改善
平面図上に表示された地図をjpgファイルへ書出し、クリップボードにコピーが可能
平面図上に表示する地図タイルURLの任意設定が可能
 
【 地図タイルURLを任意設定した場合 】
 
 
 
 

 作図できるグラフ、計測データ種類

 
計器の種類 グラフの種類 観測間隔
 孔内水位

 変動図・散布図

 日・時・分

 孔内傾斜計

 変位柱状図・深度別変動量図・変動方向図・散布図

 日

 パイプ式歪計

 歪柱状図・深度別歪量図・歪方向図・散布図

 日・時・分

 多層移動量計

 変位柱状図・深度別変動量図・散布図

 日

 地盤傾斜計

 累積変動図・傾斜方向図・散布図

 日

 地盤伸縮計

 変動図・散布図

 日

 GPS

 変動図・変動方向図

 日・時・分・秒

 クリノポール

 変動図(X・Y・合成・角速度・気温)・変動方向図

 日・時・分

 アンカー荷重計

 変動図・散布図

 日・時・分・秒

 流量計

 変動図・散布図

 日・時・分・秒

 その他時系列

 変動図(累積、前回差)・散布図

 日・時・分・秒

 気象観測

 積雪量・融雪量・気温・実効雨量・降水量・散布図

 日・時・分

 回帰分析

 降水量 - 孔内水位、地盤傾斜計、地盤伸縮計

 孔内水位 - 地盤傾斜計、地盤伸縮計

 日

 崩壊予測

 地盤伸縮計、その他時系列

 日・時・分

 
 

 多様なグラフが作図できます

 

複数の計測値、気象データなどを1枚のシート上に図化できます。

 

   

散布図

実効雨量の増加によって地盤の移動量が増すといった場合に、
散布図を使って値をプロットすることで相関関係をみることができます。

 

   

グラフの作図様式をテンプレートとして登録できます。
テンプレートを使うと新規にグラフ作成する場合に便利で、出荷時には代表的な作図書式が登録されています。

 

   

グラフ上に、フリーなテキスト文字、引き出し線、寸法線の描画ができます。

 

・グラフ上に、水平・垂直・斜めの自由な寸法線が追加でき 、表示位置やテキストの修正も簡単です。

・土質パターンハッチによる柱状図が表示できます。

 

   

変位柱状図の作図パターン

孔内傾斜計、パイプ式ひずみ計などの柱状系グラフ は、従来の経日変化図に加えて「姿図」「ひずみ図」が
作成できます。

 

 

 

   

欠損データへの対応、データごとの作図区間の設定

観測データの欠損時に以前のデータを参照して、その分を考慮した位置にプロットできます。

 

 

欠損データをそのまま作図する場合(孔内傾斜計深度別変動図・累積で作図)

 

 

欠損データについて直前のデータを利用した場合

 

個々のデータごとに作図対象区間を設定でき、期間内でも特定の日付を作図する / しないの設定が行えます。

 

   

マウスロールによるグラフ操作

グラフ画面の拡大縮小がCADライクな操作になり、操作性が大幅に向上しました。
マウスのロールボタンを回転させて拡大・縮小が行え、ロールボタンをクリックして移動させることにより
画面スクロールができます。

 

 

 
 

 データ入力が簡単

 

現場単位でデータを管理。
計器とグラフの一覧をツリーに表示し、ツリー上のアイコンをクリックしてデータを開いたり 、
設定画面を表示できます。

 

 

   
月日、または計器により時分単位の入力ができます。
テキスト形式データの読込み・書出しができます。
電子納品用XMLデータからの入力ができます。( 国土交通省:地質・土質調査成果電子納品要領(案))
観測データの帳票出力、Excel出力ができます。
 
 

 回帰分析機能

 

回帰分析グラフにより対策工の効果を示すことができます。


下記の2つのグラフは、孔内水位と降雨量の経日グラフです。
ある時期から孔内水位が下降しているのがわかりますが、対策工施工後の降雨が少なく、
対策工の効果で水位が低下したのか、降雨が少ないために水位が低下したのかを説明することが出来ません。
このような場合、回帰分析を用いて説明することができます。

 

 

回帰分析では、まず対策工が施工されるまでの期間で降水量と孔内水位の実測データから相関関係を
導き出し、対策後の降水量に対して同様の相関条件を適用して孔内水位を想定します。
上図の赤い線は、孔内水位の推定値をグラフ化したもので、この孔内水位を対策工が施工していなかった
場合の水位と考えれば、実測水位との差が対策工の効果ということになります。
この考え方は孔内水位だけでなく、地盤伸縮計や地盤傾斜計などの経日データにも適用できます。

また、「繰返計算」によって相関係数が最も高くなる回帰式を自動的に求めることができ、
その結果を報告書として印刷出力できます。

 
 

 崩壊予測機能

 

「地すべり観測便覧」の中で 、地盤移動速度の推移から崩壊日時を予測する崩壊予測法に関する記述が
なされ、平成20年4月に発刊された「地すべり防止技術指針及び同解説」では、「地すべりが崩落した場合に
社会的な影響の大きい地すべりについては、これらの手法を用いて、滑落の予測を行うことが望ましい」
とされ、これを受けて「崩壊予測」機能があります。

 

 

回崩壊予測には、移動量データとして地盤伸縮計またはその他時系列データを使用します。

斎藤式の2次クリープ、3次クリープ予測法、福囿式の移動速度の逆数による予測法に対応しています。

崩壊日時予測グラフ、計算結果一覧表の印刷ができます。

 
 

 孔内傾斜計の傾斜補正と検定機能

 

孔内傾斜計は、地すべりのすべり面決定に広く用いられる計測器ですが、 度々、発生する不良データにより、

すべり面や移動方向が不明な場合があり、不良データを潜在させたまま対策を行うことになれば 、
リスクが増大することとなります。
独立行政法人土木研究所では、「地すべり地における挿入式孔内傾斜計計測マニュアル」をまとめ、
正しい観測孔の設置・観測・測定値の検定と補正などについて述べられており、このマニュアルに準じた
孔内傾斜計の補正方法と、計測誤差の検定手法を取り入れ、計測データの検定書をレポート出力できます。

 

 
 

 「しきい実効雨量解析」による効果判定機能能

 

地すべり対策において、地下水位観測や動態観測により対策工の効果を把握することが重要です。
しかし、地下水排除の実質的な効果は認められるものの、効果を評価するための客観的な指標がなかったため
体的な数値としてどれほどの効果があったのかについて、明確に示されてきませんでした。
このような背景から、独立行政法人土木研究所では、対策工による効果をより客観的に評価するための
調査研究を行い、その成果として「地下水排除工効果判定マニュアル(案)」をまとめ公開しました。
このマニュアルで紹介された「しきい実行雨量解析」を用いて、対策工の効果判定を行うことができます。

 

 

 

(実行雨量の累計相対度数 - 変位あり時の実行雨量の累計相対度数)が最大となる 「しきい実行雨量」を
計算します。施工前と施工後のしきい実行雨量の差が対策工の効果と考えられます。

 

 
 

 Version 6 の機能

 

 計器データのタイムライン表示機能

 
入力した観測データの観測期間を一覧で確認することができるようになりました。
各計器の観測期間を視覚的に捉えることができ、一覧は、年 / 月 / 日 単位で、表示の切替えができます。
また、Excelに出力できます。

 

 計器にGPSを追加

 
計器の種類にGPSを追加しました。
入力データは、平面直角座標のX/Y座標と標高で行い、 後述の平面図画面にて、GPSの配置状態や
日ごとの変動方向を確認することができます。

 

 

 計器の配置状態を確認する平面図の追加

 
計器の座標を設定することにより、計器の配置を地図上で確認することができます。
また、孔内傾斜計 / パイプ式歪計 / 地盤傾斜計 /GPS については、日ごとの計測データの変動方向を
確認することができます。
 
■ 計器の座標設定 ■ 位置と変動ベクトルの表示

 

 

 孔内水位 / 孔内傾斜計のグラフを断面図上に表示

 
地形を定義し、孔内水位/孔内傾斜計を配置するだけで、観測水位や傾斜計グラフを断面図上に表示させる
ことができ、地形は外部ファイルからの取込みも可能です。

選択した観測日行の水位、傾斜計グラフが表示されます。

 

 「排水ボーリングの機能低下」のグラフ表示

 
当機能は、排水ボーリングの機能低下を視覚的に確認するための機能です。

(参考)地すべり防止施設の機能保全の手引き~抑制工編~:平成25年6月

以下のグラフは、孔内水位と降雨量の経日グラフです。
対策工の効果によって水位が低下し、その後、再び水位が上昇している様子がわかります。

このデータを元に、排水ボーリングの機能低下を散布図に展開し、機能低下を確認することができます。

縦軸が孔内水位(標高値)で、横軸が実効雨量です。
対策工後の回帰直線(青線)は水平に近い線となっており、これは、降雨量が増加しても
孔内水位の上昇が穏やかであることが読み取れます。
一方、機能低下が進むと降雨量の増加と共に水位が上昇している傾向が読み取れます。

 

 その他

 

孔内水位/孔内傾斜計/その他時系列で小数4桁のデータ入力が可能

孔内水位/孔内傾斜計/その他時系列の3つの計器で、小数4桁のデータ入力が可能となりました。

速度の向上

現場ファイルを開く速度の向上を行いました。
計器やグラフなど、ファイル数が増えてくると現場ファイルを開く際に時間がかかる傾向がありましたが、
読み込み方法の改良により、速度の向上を行い、また、グラフの描画速度の向上も行いました。

 
 

 Version 7 の機能

 
 
 
 

 新計器追加

 
計器の種類にクリノポール、アンカー荷重計、流量計を追加
 
 
 

 グラフ描画の向上

 
変位柱状図で、個別スタイル設定が可能
 

   
変位柱状図の柱状記号入力において、柱状図模様のパターンを追加
 

   
変位柱状図の3DCADへの出力する機能
 



3D CAD出力

  クリノポール


変位柱状図
   
散布図で、複数データをまとめて出力できる機能
深度別変動図で基準日を複数設定することが可能
孔内水位と降水量に「枠の範囲内で作図する」機能を追加
グラフにバー(長方形)オブジェクトを配置できる機能を追加
 


   
現場記事の一覧の記事項目を文字列として配置する機能を追加
区切り線の単位を1ヵ月、3ヵ月、半年、1年から設定することが可能
 
 

 利便性の向上

 
計器入力画面で、指定日にカーソルを移動させる機能を追加
計器入力画面で、観測日時の範囲指定をしてコピーおよび削除する機能を追加
 
   
グラフに配置する文字列・引出線・寸法線・バーに日時情報を設定できる機能を追加
 


   
グラフ作図期間の自動更新機能を追加
 
   
グラフの一括印刷および一括CAD出力の機能を追加
 



  一括印刷

一括CAD出力

   
計器データの一括入出力機能を追加
 


   
孔内水位・気象データの印刷で、年月報を出力する際に、出力範囲を指定できるように対応
 
 

 解析機能の向上

 
時間単位の降水量での実効雨量を作図できるように対応
回帰分析の回帰分析対象データを増やし、時間単位で計算できるように対応
 





   
回帰分析で指定した計器の全相関図を一括出力する機能を追加
 
   
 
 

 平面図機能

 
地盤伸縮計の変動量を表示可能
CADおよびシェープファイル出力機能を追加
 
   
 
 

 その他

 
孔内水位の地下水位GL-に対して、パイプ高を考慮するかの選択ができる機能を追加
孔内傾斜計とパイプ式歪計が時間単位の場合に、「"日"間隔にまとめてコピー」機能を追加
グラフに配置する引出線の線種を追加
グラフのGPSで、標高Zの作画方法に標高値で作図する機能を追加
 
 
 

 過去のバージョンアップ内容

 

Version1

 グラフ作図

Version2

 回帰分析機能
 孔内傾斜計の倒れ補正

Version3

 柱状図作図機能
 XML出力

Version4

 崩壊予測機能
 散布図

Version5

 孔内傾斜計の傾斜補正と検定機能
 "しきい実効雨量解析"による効果判定機能

Version6

 GPS、タイムライン
 平面図、断面図
 排水ボーリングの機能低下グラフ

 
 
 

 動作環境

 

基本ソフトウェア

 Windows 10 / 11 が動作する機種
 ※64ビット版Windowsでは、32ビット互換モード(WOW64)で動作

コンピュータ本体  基本ソフトウェアが動作する機種
CPU/メモリ  基本ソフトウェアで推奨されている容量以上であること
ハードディスク  約250MBのディスク領域を使用
ドライブ  CD-ROMドライブ(CDメディアでのセットアップ時に必要)
プリンタ/プロッタ  基本ソフトウェアに対応した機種
ディスプレイ  1280×800ピクセル以上の画面解像度
マウス  ホイールマウス必須
インターネット環境  WEB認証版では必須 (インターネット経由でのライセンス認証)
プロテクタ

 プログラムの実行時に必要
 製品パッケージには、下記のいずれかのプロテクタが入っています
 ・スタンドアロン型 USBプロテクタ
 ・ネットワーク型 USBプロテクタ

その他

 PDF閲覧ソフト(ヘルプの表示に必要)
 Microsoft Excel 2010~2021(計算書をExcel出力する場合は必要)
 MSXML (Microsoft XML パーサー)

 
   

Windows 10 / 11 は、

米国 Microsoft Corporation の登録商標です

その他、記載されている会社名、製品は、
各社の商標または登録商標です

この内容は、2024年6月現在のものです。

製品の内容および価格については予告なく
変更する場合があります

 
 

お問い合わせ

 

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五大開発株式会社

TEL:076-240-9587 FAX:076-240-9585 MAIL:

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