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  フルセット価格   1,375,000円(税込)

 
【時刻歴応答解析版】     495,000円(税込)
 等価線形化解析版  1,155,000円(税込)

【評価版ダウンロード】

 

SRA-Xは、地震応答解析FEMソフトウェアです

時刻歴応答解析版では、非線形時刻歴応答解析を行うことができます。

等価線形化解析版では、等価線形化解析を行うことができます。

地震による地盤への影響を検討することを目的とし、誰でも簡単に地震応答解析が行えるようにデザインしています。静的自重解析(線形等方弾性体,Duncan-Changモデル(等価線形化解析版のみ))、動的応答解析(線形粘弾性体、HDモデル、GHEモデル,実験データ(等価線形化解析版のみ))の一連の流れをユーザーが意識することなく行えるよう設計しています。

 

高盛土のニューマーク法 NEXCO指針対応

2次元斜面安定計算システム「Power SSA」と連携することにより、ひずみ軟化による強度低下を考慮したレベルⅡ地震動を想定したニューマーク法による簡易動的解析が可能です。

ため池等土構造物の耐震性評価

地震時強度低下を考慮した変形解析システム「SERID」と連携することにより、非排水条件下の不規則荷重によって生じる累積損傷による進行的強度低下を考慮したニューマークD法を用いたため池等土構造物の耐震性評価を容易に行えます。

データ入力には、直感的にわかりやすい表現でまとめたインターフェイスになっていますので、テキストエディタなどで作成する等のわずらわしさを解消します。
 
 

解析方法

 
時刻歴応答解析法(非線形対応) 等価線形化解析法
グラフ
解法 逐次積分を用いた時間領域の解法 フーリエ変換を用いた周波数領域の解法
減衰表現 速度比例減衰(レイリー減衰)
履歴減衰(非線形モデル)
複素剛性法
利点 土の非線形な応力-ひずみ関係を忠実に表現できる
大規模地震に伴う大きなひずみレベルでも計算ができる
経時的な地盤物性の変化を表現可能
計算が比較的高速
波形引き戻し解析が容易
側方境界条件にエネルギ伝達境界が利用可能
欠点 収束計算(力の釣り合い)が発散,振動して解が得られない場合がある
引き戻し解析が容易ではない
ひずみレベルによってその適用性に問題がある
経時的な地盤物性の変化を考慮できない
 
 

理論

時刻歴応答解析版解析理論は以下のとおりです。
時間積分 
 Newmark-β
 
各時刻の力のつり合い 
 Newton-R
aphson
法(陰解法)
   
構成モデル
 静的 線形等方弾性体
 動的 線形粘弾性体(レイリー減衰を利用したもの)
    HDモデル
    GHEモデル(陰的な応力計算を実装
 <<参考文献>>
    
新保泰輝,矢富盟祥,
    GHEモデルを用いた多次元解析における陰的な応力計算手法
    第49回地盤工学会研究発表会,2014.
 

境界条件 
 底面水平粘性境界

   

 

等価線形化解析版解析理論は以下のとおりです。
解法 
 フーリエ変換を用いた周波数領域の解法
 
構成モデル
 静的 線形等方弾性体,Duncan-Changモデル
 動的 線形粘弾性体
    HDモデル
    GHEモデル
      実験モデル 
 
 

境界条件 
 底面粘性境界条件
 側方向粘性境界条件・エネルギ伝達境界条件

   

 

以下の項目は共通です。
要素形状 
 アイソパラメトリック一次要素
 

密度の取り扱い

 自重解析 飽和領域では γsat-γw として水の浮力が作用する形で初期有効応力を計算しています。
不飽和領域では γt 用いており,全応力で計算しています。
   
 動的解析 飽和領域では γsat、不飽和領域では γt を用いた計算になっています。全応力で計算しています。
 
 
 

境界条件

時刻歴応答解析版:境界条件は以下のとおりです。
静的境界条件は、下図のようになります。
 
必須となる底面の単位体積重量やせん断波速度は物質定数より簡単に設定可能です。
 

等価線形化解析版:境界条件は以下のとおりです。
静的境界条件は、下図のようになります。
 
 

地震波形

解析に用いる地震波形を入力してください。
入力した波形は、グラフとして表示されます。
 

地震波形は
日本道路協会 様 などで

公開されているよ。

http://www.road.or.jp/
 

等価線形化解析版では、地震波形引き戻しの機能があります。

解析モデル端の自由地盤の標高を入力する事で地震波形を基盤入射波(2E波)に引き戻す事ができます。
 
 

構成式パラメータ同定用フィッティングツール

実験値にフィットしたDuncan-Changモデル、GHEモデルのパラメータを求めるために、Levenberg-Marquardt法を用いたパラメータ最適化手法を導入しています。実験値を入力して最適化ボタンを押すだけでパラメータ同定ができます。
 
   
 

メッシュ分割

CADで作図した四角形メッシュを読み込んで、メッシュ分割することができます。
また、三角形メッシュは自動で分割することができます。
 
■ 四角形メッシュ
 
■ 三角形メッシュ
 

結果の可視化

計算結果の可視化機能も充実しており、グラデーション表現や変位表現ができます。また、経時変化を動画として出力することも可能となり、地震応答解析をより身近なものとしました。
 
  可視化
  応力、ひずみ、変位などの可視化ができます。解析終了時には時刻歴の最大値コンターを表現する事も可能です。
地層境界やメッシュ、水位などを可視化データに重ねて表示できます。
描画方法は、コンター(塗りつぶし、線)、グラデーションから選択できます。
モノクロ/カラーの切り替えができ、色も自由に設定できます。
自由な時間範囲でAVI動画形式による出力ができます。
 
   
  ポイントモニタ
  ポイントモニタとは、任意点の値を表示する機能です。
メッシュや節点にポイントモニタを設定することにより、加速度やひずみの値などを自由に表示することができます。
表示する項目や色も自由に設定できます。
 
 
  凡例
  可視化データの凡例を表示できます。
凡例のタイトルや表示のフォント、色など自由に設定できます。
凡例に表示する数字の範囲や、分割数も設定できます。
 
   
  印刷
  解析条件、計算結果一覧表を印刷することができます。
Word出力機能で、docx形式の保存ができます。(表示・編集にはWord 2010 / 2013 が必要です。)
   
 

 
   
  エクスポート
  解析値をテキストファイル出力できますので、表計算ソフトに張り付けて計算結果の整理ができます。
可視化した結果をCADデータ(CRAFT5形式、DXF形式、SXF形式)として出力できます。
   
 
   
  CAD出力する項目は、レイヤごとに細かく設定することができます。
   
 
 

2次元斜面安定計算 Power SSA と連携

高盛土のニューマーク法 NEXCO指針対応について
NEXCOの高盛土の指針(設計要領第一集「土工編」第6章 高盛土・大規模盛土)では、地震時残留変形解析手法ニューマーク法による沈下量の計算が必要になります。
ニューマーク法にて解析を行うためには、設計地震波形(入力波形)が必要ですが、盛土が高い場合、一般に地表面で観測された波形(加速度)よりも大きな応答加速度が得られている事があります。その場合、地表面で観測された波形をそのまま設計地震波形として用いると沈下量の計算において危険側になる可能性があります。
そこで、NEXCO指針では、その現場の特性を考慮した地震応答解析を行うことで、高盛土の材料、地形形状による加速度の増加を考慮しています。
その際、ニューマーク法に用いる地震波形は、円弧内の節点応答加速度の質量平均としています。(質量平均とは、質量と加速度の積、すなわち外力が一番大きい場所の影響をより大きく表現する平均の取り方です)
 
(1) 一般的なニューマーク法   (2) NEXCO方式
設計地震波形   設計地震波形
解析   地震応答解析
   
    設計地震波形算出
   
    解析
 
2次元斜面安定計算システム「Power SSA」と連携することにより、ひずみ軟化による強度低下を考慮したレベルⅡ地震動を想定したニューマーク法による簡易動的解析が可能です。(NEXCO方式)
 
 
 
 

SERIDとの連携

SRA-X」には、地震時強度低下を考慮した変形解析システムSERIDへのデータ出力機能があります
この連携により、「SRA-X」で入力した地形断面と動的応答解析の結果を「SERID」で取り込むことができますので非常に便利です。

    
 
 FEM地震応答解析システム SRA-X」→ SERID連携
 


パソコン Windows Vista / 7 / 8 が動作する機種
基本ソフトウェア Windows Vista / 7 / 8
※64ビット版Windowsでは、32ビット互換モード(WOW64)で動作します
ディスプレイ
ビデオカード
1024×768ピクセル以上の画面の領域(解像度)
TrueColorが表示可能であること
CPU Intel Core i7(推奨)
メモリ 3GB以上(推奨)
ハードディスク SRA-Xインストール容量 約1GB
解析1断面あたりの目安 2GB以上のデータ量
※モデル/解析条件でデータ量は変化します
出力装置 基本ソフトウェアに対応したプリンタ
ドライブ DVD-ROMドライブ(アプリケーションのセットアップに必要)
その他 ホイールマウス必須
PDF閲覧ソフト(ヘルプの表示に必要)
Microsoft Word 2010/2013(Word出力後の表示・編集に必要)
プロテクタ USBスタンドアロンタイプのみ
Windows Vista / 7 / 8 は、米国Microsoft Corporationの登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品は、各社の商標または登録商標です。
このカタログの内容は、2015年4月現在のものです。
製品の内容および価格については予告なく変更する場合があります。
   

お問い合わせ

五大開発株式会社
TEL:076-240-9587 FAX:076-240-9585 MAIL:

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