| 解析エンジン | 対応モデル |
|---|---|
| X－Okabe | ・氾濫原メッシュモデル(排水路・下水路) ・樋門、排水機場等による任意メッシュへの排水モデル ・外水流出量の算定を行う破堤モデル （コスタ式/フローリッヒ式） |
| NILIM2.0 | ・氾濫原メッシュモデル(排水路) ・内水氾濫を対象とした管路網モデル(下水路) ・一次元不定流による河道モデル ・外水流出入量の算定を行う破堤モデル ・水門・樋門、排水機場等による河道への排水モデル ・内外水の複合解析モデル |
※
X-OkabeとNILIM2.0のデータファイル互換はありません。
ため池氾濫解析へのアプローチ ＜Ver.3 新＞
ため池の破堤・溢水等による流入量を、コスタ式またはフローリッヒ式のモデルで考慮できます。
畦畔（けいはん）の位置と高さを設定でき、田への流入などの場合あぜを考慮した検討ができます。
畦畔（けいはん）の位置と高さを設定でき、田への流入などの場合あぜを考慮した検討ができます。
大容量データへの対応 ＜Ver.3 新＞
対応メッシュ数を最大で100万メッシュまでとしました。メッシュ幅5mの場合5,000m×5,000mまでの解析が可能です。
また、表示速度・操作性を大幅に改善したことにより、ストレスなく詳細かつ広域な検討が可能になりました。
また、表示速度・操作性を大幅に改善したことにより、ストレスなく詳細かつ広域な検討が可能になりました。
解析の詳細化 ＜Ver.3 新＞
降雨時の流出係数・飽和雨量が設定できます。地目に応じて算出されます。
解析途中経過の水深に応じて、排水機場の稼働・停止状態を制御できます。
流出境界条件の設定により解析領域の末端で水が停滞する現象を回避できます。
データ作成がよりスムーズに ＜Ver.3 新＞
国土数値情報として国土地理院から公開されている標高データ（10m/5m
標高メッシュ）、土地利用メッシュからの地目設定、建物・道路・水路などの背景図としての利用が可能です。
範囲指定によりメッシュ属性を一括で設定できす。
データチェック機能が充実しており、エラー・警告リストをクリックすることで地図上にマーキングされます。
範囲指定によりメッシュ属性を一括で設定できす。
データチェック機能が充実しており、エラー・警告リストをクリックすることで地図上にマーキングされます。
 地盤標高で着色 |
 土地利用区分を着色 |
 建物占有率を濃淡で表現 |
氾濫原における様々な構造物をモデル化
構造物や排水施設をモデル化可能
| データ項目 | 構築データ | 元となる必要資料 | 内外水 複合 氾濫 |
外水 氾濫 |
内水 氾濫 |
|---|---|---|---|---|---|
| 氾濫原 | 破堤(溢水)流量 | コスタ式、フローリッヒ式、任意入力 | ○ | － | ○ |
| 氾濫原メッシュ分割・地盤高 | 数値地図、下水道人孔上地盤高データ | ○ | ○ | ○ | |
| 地表面の底面粗度係数、建物占有率 | 土地利用図、都市計画図 | ○ | ○ | ○ | |
| 降雨データ | 降雨観測所データ(出来れば10分以内) | ○ | － | ○ | |
| 盛土 | 設計資料、現地調査 | ○ | ○ | △ | |
| 内水排除ポンプ設定 | ポンプ実績排水量、樋管規模 | △ | △ | △ | |
| 水路データ | 水路底標高、水路幅・高さ、ポンプ排水量 | △ | △ | △ | 下水道 | 管路規模諸元 | 下水道台帳、排水区域図 | △ | － | △ |
| 人孔諸元 | 下水道台帳、排水区域図 | △ | － | △ | |
| 下端水位データ | 管路下端部での水位データ | － | － | － | |
| ポンプ | ポンプ実績排水量、樋管規模 | △ | － | △ |
○：必須 △：オプション －：入力不要
盛土の入力
建物占有率を自動算出
地図を背景として、メッシュの周辺をマウスでクリックすることで、簡単に盛土の配置・削除が行なえます。
例えば左図のような家屋データの場合、メッシュごとにグレー部分の面積が計算され、建物占有率（パーセント）が代入されます。
※ Ver.3ではこの計算時間が大幅に短縮されました。
入孔（マンホール）の入力
下水道管路・排水路の入力
下水道管路未整備区域でも対応
下水道が整備されていなくても解析可能
潮位を考慮
解析範囲の端部に、任意の潮位を設定可能
「X-Okabe」では、標高が低い土地や海抜0メートル地帯など潮位の影響を受ける区域
でも、潮位を考慮したモデルを作成して氾濫解析を行う事が可能です。なお、
潮位のデータは気象庁のHPから入手できます。
解析結果を容易に確認できるインタフェース
地図上からグラフや湛水領域図を確認でき、計算結果を容易に把握できます。
湛水深のほか歩行困難度、流速・方向の表示が可能です。
画面の画像出力、CADファイル（sfc､p21､cfv(弊社CADソフト｢CRAFT5｣））、動画ファイル(avi）に出力可能です。
湛水深のほか歩行困難度、流速・方向の表示が可能です。
画面の画像出力、CADファイル（sfc､p21､cfv(弊社CADソフト｢CRAFT5｣））、動画ファイル(avi）に出力可能です。
GODAI Map Reader と連携
|
GODAI Map Reader と連携することにより、データ作成など業務の効率化に貢献します。 ※GODAI Map Reader との連携はX-Okabeエンジンのみとなります。  |
動作環境
| パソコン | Windows 7 / 8.1 / 10 64ビット版 が動作する機種 |
|---|---|
| 基本ソフトウェア | Windows 7 / 8.1 / 10 64ビット版 |
| ディスプレイ ビデオカード |
1024×768ピクセル以上の画面の領域（解像度） TrueColorが表示可能であること |
| メモリ | 8GB以上のRAM容量を推奨 |
| ハードディスク | 約1GBのディスク容量を使用、加えてデータ保存のための容量が必要です |
| その他 | PDF閲覧ソフト（ヘルプの表示に必要） |
| プロテクタ | 次のいずれかが必要となります。 USBスタンドアロンキーまたはUSBネットワークキー（別売） |
●Windows7/8.1/10は米国Microsoft Corporationの登録商標です。
●その他、記載されている会社名、製品は、各社の商標または登録商標です。
●この内容は、2016年7月現在のものです。
●製品の内容および価格については予告なく変更する場合があります。
●その他、記載されている会社名、製品は、各社の商標または登録商標です。
●この内容は、2016年7月現在のものです。
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