[20001110] 地下水位を変化させただけで、TやNまで変わってしまう
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この現象は地下水位の変化によりスライス分割位置が変わってしまうことから生じています。すべり面が直線の区間ではスライス分割位置が変わっても問題はないのですが、すべり面が円弧の区間ではスライス分割位置の変化によって各々のスライスのすべり面角度(α)も変化するため、ΣTやΣNの値が変わってしまいます。
T=Wsinα、N=Wcosα
この誤差をなくすためには、あらかじめ水位を変化させた計算をおこないスライス位置の座標をもとめ、その座標を地形に入力しておく方法があります。また、誤差を低減させる方法としては、メニューの「設定」「スライス最大幅の設定」でスライス分割幅を狭くする方法があります。