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超耐久性ののり面・地山補強土工

LL補強土工法                                        

 

 

建設技術審査証明 (財)土木研究センター 建技審証 第1004号

NETIS登録 QS-0200152008年登録期間満了)

 

 

LL補強土工法は、不安定な法面や斜面を安定化させる切土補強土工法です。
鉄筋挿入工法あるいは地山補強土工法とも呼ばれる工法です。

  ・小規模な崩壊を抑止する場合
  ・法面を急勾配にする場合
  ・斜面に既存の樹木を残す場合

などに本工法は適しています

 

 

      工法概要

 

   

概要


LL補強土工法は、のり面・地山補強土工法として、初めて長期の耐久性を実現した工法である。2本の補強材と梁状支圧板(エルック)が一体となって、地山の変形を拘束し不安定な斜面を安定化させます。使用する鋼材をすべてエポキシ樹脂で粉体塗装しているため、一般環境はもちろん、塩害地域でも長期間の耐久性能を有している。

LL補強土工法は、建設時点で従来工法と同等の経済性であるため、ライフサイクルコストでは非常に経済性に優れている。

 

   

特長


  • 使用する鋼材(補強材・主筋・配力筋・スターラップ・補助アンカー・吹付金網・スペーサー・カプラー)には、土木学会規準に従ったエポキシ樹脂粉体塗装(厚さ220±40μm)を行なっている。

  • 耐久性上の弱点となり易い補強材の頭部を、梁の内部に埋め込んでいるため、頭部処理部品が無く耐久性と経済性が向上する。

  • シンプルなのり面工であるが、実用上十分なのり面工低減係数を有し、斜面を安定化する十分な効果がある。

  • 現場打吹付けモルタルで造成するエルックが地山と密着するため、凹凸が多いのり面でも施工性は良好であり、逆巻き施工にも適する。

  • LL補強土工法の建設コストは従来工法と同等程度なので、ライフサイクルコストは、非常に低コストとなる(海岸から0.1kmの塩害地域でも100年以上の耐久性)。

  • 老朽化したモルタルのり面の補修や、樹木が生えた斜面にも適用可能である。

 

 

   

 適用条件


 

  • のり面・地山補強土工として、NEXCO指針が示す適用範囲の斜面に適用できる。

  • 積雪深4mを超える地域で地山が軟質な土の場合や、地山の表層が著しく緩い場合には、縦方向の配置とする。

 

      製品情報

 

   

LL補強土工法

  L型(補強材間隔 1.2m, 1.3m, 1.4m, 1.5m)

 H型(補強材間隔 1.7m, 2.0m)

  

 

 

      施工情報

 

   

施工手順


@削孔方法例

 
  
クレーン+削孔機 バックホウ+削孔機
    
軽量ボーリングマシン+足場 SD工法

 

A補強材挿入・エルックの鋼材組み立て・セメントミルク注入

 

B確認試験機材例(曲がったままで試験可能)

 

 

Cエルックへのモルタル吹付け

 

 

D法面工処理(LL補強土工法には含まれません)

 

 

   

施工方法

 

施工写真/施工事例

 

 

      技術資料

 
        設計マニュアル

        設計マニュアル 

        積算資料


        積算プログラム

        CAD図面

 

      ノウハウ

 
        質問と回答

      お問い合わせ

 

     長寿補強土(株)

 

    住所 :  〒891-0103 鹿児島県鹿児島市皇徳寺台4-51-7

    TEL : 099-275-9234

  FAX : 099-265-8319

 

  ホームページ : http://www2.synapse.ne.jp/~llh/index.html

  資料請求・お問い合わせ : er-info@bronze.ocn.ne.jp

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