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    ウッド筋工表層崩壊防止強化版
ウッド筋工法(鉄筋挿入型)

 

 

NETIS登録番号:KK-020027-A

 

    本工法は、鉄筋挿入工により比較的小規模な崩壊を防止するとともに、間伐材からなる筋工(ウッド筋工)を緑化基礎工とし斜面緑化を図るのり面保護工法です。

主に木本種を優占した全面緑化を目標とするとともに、切土のり面の安定化、自然斜面の崩壊防止を図る場合に適用されます。
     

 

 

  工法概要

 

 

 

概要


ウッド筋工法(鉄筋挿入型)は、鉄筋挿入工の補強効果により斜面の安定を図るとともに、補強材の頭部にリサイクル資材である間伐材を用いた筋工材を取付けることで、斜面上に植物の生育に有利な環境となる「棚」を造成することを可能としたものです。

この筋工の効果により、郷土種や木本種を緑化目標とした全面緑化を可能とする画期的な工法です。

 

 

 

 

 

特長


本工法の特長は、特にこれまで植生の生育に不向きとされていた急傾斜面や岩盤が優占する斜面において、植生の生育環境を改善し、緑化が可能となる点にあります。
以下にその他の特長を列記します。

 

 

<構造>

  • 筋工は、斜面を階段状化し、表土の流亡を抑えるとともに植生の生育環境となる棚となります。

  • 筋工は、平常時には雨水を取り込む保水効果があり、豪雨時には雨水の分散排水効果を発揮します。

  • 筋工は、周辺から飛来する種子を効率的にキャッチします。

 

<設計>

  • 鉄筋挿入工は、日本高速道路株式会社「切土補強土工法設計・施工要領」に準拠した手法により設計するため、特殊な設計手法を必要としません。

  • 各種補強材が利用可能です。

  • 木本類を主とした緑化、地域系統を重視した待ち受け型の緑化等、斜面緑化における幅が広がります。

 

<施工>

  • 間伐材の長さを短くすることにより曲げやすい構造であり、斜面の起伏に対しても柔軟に対応可能です。

  • 特殊な機材は必要としません。

 

<環境>

  • 間伐材を使用するために、見た目に違和感がなく自然に調和します。

  • 植生が回復し、役割を終えた筋工は、時間の経過とともに腐朽して土に還る間伐材のため、環境負荷を低減することが可能

  • 従来のコンクリート構造物と比べ、二酸化炭素排出量を抑えます。

 

<社会>

  • 森林保全・林業振興のため、間伐材の利用促進が図れます。

  • 斜面を自然復元することによって、景観に配慮することが可能です。

 

 

 

 

 

適用条件


◆適用可能な範囲◆

  • 切土法面や自然斜面

  • 想定崩壊規模深さ3.0m程度以下、斜面長30m以下

  • 適用勾配 1:0.31:1.5

  • 岩盤部(ただし、樹林の根が侵入できる亀裂があること)

 

特に効果の高い適用範囲

  • 植生、特に木本類の生育に不向きとされていた急傾斜面(特に1:0.8 以上)。

  • 筋工部によって植生環境が改善されて活着・成長が期待できるため、亀裂がある岩部への適用の効果が高い。

  • 乾燥しやすい斜面(ウッド筋工の保水効果により水分環境を改善)。

 

 

 

 

 

 

  製品情報

 

 

 

 ウッド筋工(すじこう)とは / ウッド筋工の応用工法

 

 

 

  施工情報

 

 

 

施工手順

    ウッド筋工表層崩壊防止強化型の施工手順は下記の通りです。
     
   
     
   
    施工実績
      (近日公開)

 

 

 

  技術資料

 

 

  カタログ
    設計・施工マニュアル  (近日公開)
    標準積算資料  (近日公開)
    CAD図面  (近日公開)
     

 

 

  ノウハウ

 

 

 

質問と回答(Q&A)  (近日公開)
     

 

 

  お問い合わせ

 

 

 

(有)クスベ産業

 

  住所 :  〒643-0166 和歌山県有田郡有田川町吉原1360

    TEL : 0737-32-4877

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