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緑の斜面の創作と防災を目的とする簡易吹付法枠工

 

イージーシェルフ工法

 

 

NETIS登録 KK-160021-A

 

緑の斜面の創作と防災を目的とする、簡易吹付法枠工です。
枠は自在性と施工性に富んでいるので、緑の空間を残したり復元が可能となります。

 

 

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 ラス張り等の下地処理、配筋をしたのちモルタルを欠円状に吹き付け枠部材を構築するもので、金網等の型枠材を必要としない工法。
 枠部材には鉄筋(D10〜D13)を1本〜3本配し、これを保持能力に優れた組立材(グラスタンド・サンボ)で保持する。
 グラスタンドの目的は、鉄筋を正規の位置に固定するだけでなく、設計断面を確保するためのガイドの役目、及び吹き付けたモルタルの垂れ防止の役目を兼ねている。
 枠内は通常植生基材吹付工により緑化する。

 

  • 枠は現場打ち吹付枠とし、枠の骨組みは鉄筋と組立材(グラスタンド・サンボ)だけを使用するので、施工性が良く従来の吹付枠工と比べ、工期を短縮できる。

  • 欠円状のため植生により枠が隠れやすく、また表面水の排水性が良い。

  • 自在性に富むので、既存の樹木や植物の育成基盤となる有機質表土を、できるだけ残すことが可能。

  • 多少の凸凹がある場合でも吹付枠と地山が密着するので、表面浸食に対する抵抗が高まる。

  • 標準スパンに限らず、多種の枠スパンの設計が可能。

  • 基礎工を必要とせず、逆巻施工ができる。

  • 組立材(グラスタンド・サンボ)を用いることにより、鉄筋位置をより確実に保持できる。

 

  • 道路、林道、河川砂防、治山、造成等の切土のり面や自然斜面において次のような箇所に広く適用できる。

  • 安定勾配に切土されたのり面や、すべりや崩壊の恐れがない自然斜面において、地山表面の小規模な表面浸食を防止し、緑化基盤材の安定確保が必要となる箇所。

  • 切土のり面や自然斜面において、大きな崩壊は鉄筋補強土工(ロックボルト工)等で抑止することにより安定が確保された箇所で、地山表面の小崩壊や表面浸食を防止し、緑化基盤材の安定確保が必要となる箇所。

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イージーシェルフ工法

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・・・

切土のり面、自然斜面で処理が異なる。

必要に応じてのり面整形も行う。

 

 

 

 

 

 

・・・

のり面上のゴミ、浮き石等を除去する。

 

 

 

 

 

@

・・・

対象のり面に対して金網(ラス)をアンカーピンで確実に固定する。

 

 

 

 

 

A

・・・

配筋を行いながらグラスタンド・サンボを取り付ける。

 

 

 

 

 

B

・・・

鉄筋交点に主アンカーを打設し、確実に固定する。

Sタイプは補助アンカーを打設する。

 

 

 

 

 

C

・・・

枠内は吹付モルタルで汚さないようシート養生を行う。

 

 

 

 

 

D

・・・

鉄筋及び組立材をガイドに欠円状断面の枠モルタルを吹き付ける。

 

 

 

 

 

E

・・・ 

養生シートを撤去した枠内を施工する。

 


@ 金網張工  
 

A 配筋・組立材設置工

 
 

B 主アンカー打設工

 
 

C 養生シート張工

 
 
 

D 枠モルタル吹付枠

 
 

E 枠内処理工

 

 

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カタログ

技術資料・積算資料

数量計算書

施工実績

      

                                 ※各シートにA〜Dタイプの数量計算書があります。

 

 

CAD図面 (SXF形式)

規格

Aタイプ

Bタイプ

Cタイプ

Dタイプ

Sタイプ Sタイプ

断面サイズ

350×150

300×100

350×150

350×150

350×200 350×200

標準スパン

1.5m

1.3m

2.0m

1.3m

1.5m 1.3m

 

 

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Q&A を一覧にしたPDFファイル ⇒ 

 

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