一般に補強盛土工法などで用いられるジオシンセティックス(ジオグリッド、短繊維)を法枠材に用いた新しい吹付のり枠工法。
連続するジオグリッド『GTフォーム』を半円弧状に加工してのり面・斜面上に設置し、その交点などにL型アンカー『GTアンカー』を打設した後、吹付作業により短繊維『GTファイバー』を混合した改良土(短繊維混合補強砂)を充填し、全面に緑化工を施すことで、ねばり強く、枠自体にも植物の生育が可能なのり枠構造(補強土植生のり枠)を造成する。
ねばり強くのり面・斜面を守るとともに、全面緑化による景観性向上やCO2および廃棄物発生量の大幅削減など、さまざまな面から環境負荷の低減に貢献する。さらに、施工が容易で、工期が大幅に短縮でき、かつ経済性に優れた効果を発揮する。 |